技能グランプリで上位独占! 日本一の実力を証明  
日本一の和裁技術を競うコンクールはいろいろ行われていますが、伝統あり、かつ権威のある和裁技術コンクールに、日本和裁士会主催の全国和裁技術コンクールと中央職能力開発協会(厚生労働省)の主催の技能グランプリがあります。
 
 
 日本和裁士会は、昭和29年に設立された和裁士の団体としては最も古い団体であり、そこから分派した和裁士の団体はいくつかありますが、日本和裁士会が最も会員数も多い団体です。

  その日本和裁士会が最大のイベントとしているのが、全国和裁技術コンクールです。それは各都道府県でまず予選が行われ、各上位入賞者(約100名)が全国大会に出場し、日本一を競います。専門学校からの出場者は少なく、ほとんどが和裁所や職業訓練校からの代表です。

 平成17年度の第50回大会において、本学園の森原朋美さん(総合研究コース・4年)が準優勝・経済産業大臣賞を受賞しました。

 
 

 技能グランプリ・和裁部門とは、各県代表の国家検定1級技能士が日本一の和裁技術を競う、厚生労働省(中央職業能力開発協会)主催の、全国大会です。

  本学園の卒業生は、これまで毎年数名が各県の代表として出場し、5位 以内に入賞を果たしてきました。

 そして平成6年、5名の本学園卒業生(沖縄から1名・愛媛県から1名・広島県から1名・奈良県から2名)のうち4名が1・ 3・4・5位に入賞し、念願の優勝を達成しました。

 
 
 技能五輪全国大会とは、国際的な技能競技大会である技能五輪国際大会の日本代表を選抜する大会で、競技種目は30職種・約500名が参加する技能大会で、毎年開催されています。

 和裁部門では、各都道府県の推薦を受けた約40名が参加、本校の学生は専門学校在学生の参加が少ない中で、平成20年には第二位・銀賞を受賞しました。

 
 
 
卒業後の資格取得とバックアップ  
在学中の国家検定2級の取得にとどまらず、卒業後も国家検定1級、技能グランプリへの挑戦、園友会活動を通して、卒業後の上級資格取得のフォローや技術の向上に対してバックアップを行っています。多くの卒業生が仕事を続けつつ、より上級の資格・技術を取得できるようバックアップしています。